桃の栽培方法

桃 栽培方法について、桃は夏期の間に収穫・出荷される夏の果物ですが、栽培そのものは年間を通して念入りにおこなわれます。おいしい福島桃を育てるために、桃販売.netから販売される桃は冬季から『剪定(せんてい)』『摘蕾(てきらい)』とよばれる作業をおこないます。それぞれの桃 栽培方法についてご説明致します。

剪定(せんてい)

剪定とは木から伸びる枝の数を切りながら調整していく作業のことです。桃の木における剪定の場合、葉や蕾が出てきてしまうと剪定の作業がしずらくなってしまいますので、葉や蕾の出る前の冬季の間に集中してある程度剪定の作業をおこないます。それではなぜ剪定の作業をおこなうのでしょうか。
剪定の理由の1つは、桃の木に対してまんべんなく太陽の光を浴びさせ、健全な木を育てることにあります。冬季の間、桃の木は葉も蕾もないすっきりとしたものとなっております。このような状態のとき、例えば桃の木を放置してしまうと、木の幹にまで十分な太陽の光を浴びることができなくなってしまいます。
剪定をすることで、おいしい桃を育てる効果があるだけではなく、剪定の結果として見栄えのよい木ができあがることも期待できます。あまた、単純に木全体の見栄えをよくするだけではなく、剪定をすることで、木や葉が全体的にすっきりとし、風通しをよくして健全な木となる効果も期待できます。剪定をすることで健全な木が育つということはもちろん、桃の木の枝や葉・蕾に送らていく栄養成分が効率よく桃の木全体に送らていきます。

摘蕾(てきらい)

上記のような剪定の作業を終えると、続いて摘蕾(てきらい)とよばれる作業をおこないます。摘蕾とは、木の枝から生まれた蕾の数を人工的に摘んで蕾の数を調整することです。桃の木における摘蕾もまた、桃の木から芽生えてくるたくさんの蕾の数を人工的に摘んでいき、蕾の数を調整します。蕾の数を減少させるとどうなるのでしょうか。それは、後々桃の実となる蕾を減らすことで、桃の木の幹から送られる栄養成分や旨味の源となる成分を、分散させることなく限定して、集中的に届けることができるようになります。冬季の間に剪定及び摘蕾の作業にどれだけ時間を費やして、じっくり栽培することができるか。それが桃 栽培方法の大きなポイントとなります。

交配(川中島白桃の授粉作業)

冬季の間の剪定・摘蕾作業を終えると、次の作業工程としては交配と呼ばれる作業があります。交配というのは、初春を迎えて、桃の木に花が咲き始める4月頃からおこなわれる栽培作業です。福島県の代表品種でもあるあかつきをはじめ、姉妹品種のまどかなどは交配を必要としませんが、8月下旬に収穫・出荷される『川中島白桃』とよばれる品種の栽培には、この交配とよばれる作業が不可欠となります。というのも、川中島白桃は、同じ品種同士で花粉を受粉することができないのです。そのため、春頃の栽培段階において、生産者の手によって人工的に交配(授粉作業)をひとつひとつ丁寧におこなうことが必要となってきます。
春になって開花する桃の花は、授粉をすべく川中島白桃以外の花粉をたくさん摂取して授粉作業をおこないます。授粉作業をするための桃の花の摂取は日によって異なりますが、一度に2.5kgほどの花を採取するときもあります。摂取された桃の花は、春である摂取時期の気温よりもやや暖かめの25℃〜30℃まで温めた部屋で、約24時間花を温めることで、授粉をおこなうことができるようになります。

摘果(てきか)

摘果とは蕾から実って間もない果実を摘んで数を調整することです。摘果の目的は摘蕾とほとんど同じで、桃の木の幹から送られる旨味成分や栄養素の量を限定的に送ることにあります。できるだけ摘蕾の時点で数を調整できるようにするのですが、天候や作業工程などの問題で遅れが生じた場合などは、摘果をすることで対応します。

袋掛けと最終摘果

いよいよ大きく実ってきた桃の果実は、ある程度の大きさにまで栽培されたところで、袋掛けの有無が問われます。桃の袋掛けはすべての品種に対しておこなわなければならないのではなく、無袋品種とよばれる袋掛けをしなくてよい品種もあります。有袋品種は、袋をかけてあげないと桃の果実表面に亀裂が入ってしまう品種のことです。
桃はデリケートな果物で、自然の強風や強い日差しによって傷つきやすいものです。そのような品種を有袋にした場合、袋が桃を保護する役割を果たし、自然に生じてしまうような傷や亀裂などを最小限に抑えることができるようになります。更に、袋をかけてあげることで、桃を好む病害虫や外敵による被害もある程度抑えることが可能となるので、葉面散布やその他の農薬などの量及び回数を最低限におさえることができます。また、有袋の場合は緑色をした葉緑素を退化させることができるので、桃全体の色味もきれいになります。
しかしながら、有袋の場合は無袋品種と比較するとやや甘み・旨味は劣る場合がありますので、見た目と甘みともにバランスのよい桃を栽培する難しさが、生産者の桃に対する意欲をより向上させます。それこそが桃 栽培方法の原点となります。

桃販売.netの桃はこちらから

  • 3kg(9〜10玉) 販売価格\3,240

  • 2kg(5〜8玉) 販売価格\2,160

  • 1kg(4〜6玉) 販売価格 \1,080